家庭教育

家庭教育支援センター

昔から「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、人間が一生を生きる為の土台づくりは3才までにつくられると言われています。成人の脳の重さは平均1300グラムですが、3才までに960グラムと脳の約8割が完成します。この期間こそ、いきいきと生きてゆこうとする力。つまり自分の“いのち”を守る心と知恵を育む為の重要な期間なのです。では、日本の子育て環境や教育はどうでしょうか。戦前にはあった日本のゆるぎない家庭教育は、戦後崩壊してしまいました。その結果育児ノイローゼや育児放棄の母親が増大する傾向にあり、家庭での子育て環境は文明国家の中では最低の評価がなされています。当研究所では産婦人科医やベテラン保育士などの協力を得て、①妊婦に対する胎教の成長発達②0才から2才までの乳児の発達③3才から就学までの幼児の発達の3段階にわけた家庭での教育プログラムを策定し、わかり易く解説して子育て支援を図っています。

活動報告|社団理事長が高校生に「いのちの話」の講演会を行いました。

活動報告|社団理事長が高校生に「いのちの話」の講演会を行いました。|日本生活問題研究所
写真提供(青森県立百石高等学校)

社団理事長福田博幸が2015年9月14、15の二日間、青森県立百石高等学校及び同青森東高等学校平内校舎で高校生の「いのちの話」の講演を行いました。

一人一人が持つ「いのち」の尊さと「いのちの偉大なパワー」のすばらしさを考えましょうと、高校生らに「いのち」の大切さを呼びかけました。いのちの話は、地球上にはじめて生命体が誕生してから38億年間、命のリレーは続けられ、その結果として私たちが存在しているというものです。

いのちの大切さを知り、大切ないのちを繋げ創造的未来を作りだす「いのちの話」は、安心安全な社会の実現を目指す社団の設立理念の柱であり、家庭教育センターが推進する子育て支援を通じて具現化していく上での拠となっております。
今回の講演は、東奥日報にも掲載されるなど各方面の方々の反響は大きく、特に参加した高校生から「いのちのリレー」が印象的だったとのお言葉をいただきました。

「待機児童問題」を垣間見る|2017年1月10日

2016ユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに「保育園落ちた日本死ね」が選らばれるなど待機児童問題が大きくクローズアップされたが、国や地方自治体は、新たに認可保育所を増やす他、保育定員の増加、幼稚園の時間外保育
続きを見る

子供と子育てを応援する社会の実現に向けた政府の取り組み|2016年4月18日

政府では、子どもと子育てを応援する社会の実現に向けて、平成22(2010)年度から26(2014)年度までの5年間で目指すべき施策内容と数値目標を盛り込んだ少子化社会対策基本法(平成15年)に基づく大綱
続きを見る

子供を産み育てる社会を目指して|2016年4月15日

小学校入学前の子供は成長過程によって乳幼児、幼児に分けられるが、共通する特徴を見ることによって、個人差はあるが成長の目安となる成長の指標が見えてくる。乳幼児の運動は、意志に基づく「随意運動」+反射動作などの意志に基づかない「不随意運動」で成り立っていて、生まれて頃の寝たままの状態から1人で歩くようになり、走り、さらに複雑な運動へと進んでいきます。
続きを見る